疲労回復と紫外線対策 ~ローズヒップ×ハイビスカスローゼルのティー~

夏に気になるのはやはり紫外線対策です。
夏に活発になる臓器は心ですが、五行でいけば色は赤色と関係が深いとされています。
ローズヒップもハイビスカスローゼルも赤色。効能からしても、夏に最適の組み合わせになります。
作り方
ハイビスカスローゼル 2~3個
ローズヒップ 1p
はちみつ 適宜
熱湯 200~300cc
すでに、ブレンドされて販売されていることも多いので、お好みで入れてもらえればよいと思います。
ハーブティーの世界では、美容に良いと有名な組み合わせで、ブレンド済みの状態でスーパーなどで売られていたりもしますので、比較的手に入れやすいお茶です。
レシピのポイント!
ローズヒップの特徴は豊富な栄養素。ビタミンCやカルシウム、鉄分など女性に嬉しい栄養素が豊富に入っています。中でもビタミンCは「ビタミンCの爆弾」と言われるほど豊富に入っています。ビタミンCはメラニンの沈着を防ぎ、シミやそばかすができるのを防いでくれます。利尿・緩下・鎮静・消化促進などの効果があります。
ハイビスカスローゼルは疲労回復・整腸作用があり、こちらもビタミンCが豊富な植物です。クエン酸も含まれており、美容だけでなく疲労回復にも効果が期待できます。
ローズヒップにもハイビスカスローゼルにも含まれるペクチンは、体内では消化できないため食物繊維として機能します。食物繊維は腸の調子を調え便秘を改善します。
中医学的には、大腸と皮膚はつながっているとされるので、便通が良くなれば、肌の調子も良くなるとされています。
しかし、ビタミンCもペクチンも取りすぎると、大腸に負担をかけたり緩下作用がありますので、取り過ぎは禁物です。
酸味が特徴のお茶です。甘味付けには、はちみつが良いでしょう。
はちみつには気を補う働き、肺や大腸を潤す働きがあるとされています。肺で働けば乾燥からくる咳止め、大腸では乾燥性の便秘に良いとされています。つながりのある肌にも良い影響を及ぼしてくれるでしょう。下痢をしているときには使用しないようにしましょう。60℃を超えた状態で使用すると変質すると言われています。お茶に使用する場合には少し冷ましてから、はちみつを入れてください。
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