私が二十四節気にこだわる理由

コラム

5月5日、立夏を迎えました。
暦の上では夏ですね。

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こんにちは。
こころとからだをつなぐ
国際薬膳師あんずです。
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季節の薬膳料理教室を開催しています。
その時の「季節」の基準にしているのが、
二十四節気です。

ご存知ですか?二十四節気。

教室で、こう問いかけるとほとんどの方が
聞いたことはあるけど…、よくわからない。
と答えられます。

春分や夏至、秋分、冬至は
ほとんどの方が「知ってます」と答えてくださいますが、
白露(はくろ)や清明(せいめい)などはマイナーな方ですね。

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春  立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨
夏  立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑
秋  立秋・処暑・白露・春分・寒露・霜降
冬  立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒
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二十四節気は太陽の動きをもとにした季節の分け方です。
太陽の動きをもとにしているので、日の長短、温かさや寒さとも
関係してきます。これは自然界の陰陽のあり方でもあります。
地球が太陽の周りを一周するのにかかるのが1年。
その1年を二十四の節気にわけています。
各季節は「立春・立夏・立秋・立冬」を境に始まり、
途中、「春分・夏至・秋分・冬至」という、
太陽の動きのターニングポイントを経て一周します。
一つの季節には6つの節気が入っています。
(さらに、一つの節気は初候・次候・末候にわけられ、
七十二候と呼ばれる日本独自の暦もあります。)
自然の変化を農作業や生活に生かすための暦といえるでしょう。

自然界が変化するということは、それに合わせて人の心身も変化していくということです。
その自然界と心身を知りうまくリンクさせることができれば、
もっと楽に環境の変化に対応することができます。

そして、その変化にエネルギーを取られなければ、楽に毎日が過ごせ
もっといろんなことが楽しめるはず。
やりたいこともできるはず、そう思っています。

私たちが思っている以上に、心身は環境の影響を受けています。
薬膳をはじめとした食養生、アロマ、運動。
季節ごとのケア、できることからやってみましょう。

関連項目 二十四節気とは

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