薬膳は楽しい!感性を磨く(*^_^*)

コラム

こんにちは。

こころとからだをつなぐ

国際薬膳師あんずです。

 

春ですねぇ。庭ではたんぽぽの花が満開です。たんぽぽは「蒲公英」という立派な生薬でもあります。そんな中で、アーシング。気持ちよかったです。

 

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今日は薬膳を楽しみたい方へのメッセージ( *´艸`)

 

 

私ですね、薬膳料理教室を月に数回、開催しているのですが、教室でいつも言ってることがあります。

 

それは、

 

「季節(環境)と自分自身のからだを感じる感性を大事にしてくださいね」

 

ってことです。

 

 

季節ごとに、一般的なからだの働きや特性、それに合った食材を学びそれを使って料理します。

春だったら、肝の養生がメインになりますから、気を巡らせて血を補ってというレシピが主になるでしょう。

 

 

でもね、早春と晩春とじゃ全然違う~!

人によっても感じ方が違う要素もあるし。

 

 

気温の変化、聞こえる音、見えるもの、生えてくる植物(野菜や山菜)、日差しの強さ。

 

 

その話をすると、

 

「結局、旬のものを食べればいいんですよねーーー」

 

って、言われちゃうんですが(*_*)

 

それも一理あるけれど。

 

 

加えて、からだもある程度ホメオスタシスで自動運転でやってくれてはいるんだけれども(/・ω・)/

 

 

私は、ちゃんと自分の意識下で季節や、からだをどう感じているかっていうところにも視点を置いてほしいなと思っています。

 

 

 

例えば、ある春に適したレシピがあったとして。

 

春の暑いくらいに感じる日には、同じ食材を使った料理でも、冷やして食べたり、寒いなぁって感じた時には温めたり、冷えが強い人だったら冬に使うような温まる食材を足してみたりしてもいいと思ってます。

 

 

いくら春が「気を巡らせる」ことが大事だからと言って、巡らせる元となる「元気」が足りないなぁと感じる時には、巡らせるよりも、補う方をメインにするとか。

 

 

あ~、これが今食べたい!!

っていうのを、入れ込んだっていいんです。

 

 

きっとその時の自分のからだには必要なものだから。(ある種の糖質・脂質・添加物には依存性があるので注意しないといけないものもありますよ…この話はまたいずれしたいです。)

 

 

食べたくない食材を引くというのもあり。(一部、〇と△と□の組み合わせだから効果が出る、というのもありますが、それはもう漢方薬の域かと(^^♪)

 

 

毎日の食事に薬膳を取り入れるなら、

 

 

“季節×感性”

 

 

が大事。それって

☆季節を楽しむ

☆料理を楽しむ

☆自分を楽しむ

 

 

ってことでもあるんですよね。

 

 

 

決まった食材と作り方で、ひたすら「これで健康になるはず!!」って思いながら、レシピ通りに作るよりも、ちょっとくらいはみ出してみて、自分の感性を信じていろいろやってみましょう。

 

 

そっちの方がきっと自分のからだに合っているし美味しいと思いますよ。

 

 

食は喜び。楽しみましょう。

 

春の薬膳についてはこちら→☆☆

肝についてはこちら→★★

 

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